廃棄物処理業で使っている塵芥車・パッカー車・アームロールは、処分に困っている事業者が多い一方で、中古市場では安定した引き合いがある車両です。BeeTruckでは令和2年式のアームロールを617万円、平成15年式の塵芥車を185万円で買い取った実績があります。「古いパッカー車に値段がつくのか?」という相談をよくいただきますが、結論として値段はつきます。
廃棄物収集運搬業の許可車両は特殊な架装を持つため、一般的な中古車買取店では正確な査定ができません。トラック・特殊車両の専門業者に依頼することで、架装部分の価値を正しく評価してもらえます。
廃棄物処理業で使われるトラックの種類と買取相場
廃棄物処理業で使われるトラックは大きく3種類あります。それぞれ買取相場が異なります。
塵芥車(じんかいしゃ)
ゴミ収集車のこと。回転板式・圧縮板式などの圧縮方式があり、一般廃棄物の収集で最も多く使われています。BeeTruckの買取実績では、平成15年式の日野塵芥車を185万円、平成25年式の日野レンジャー塵芥車を68万円で買い取っています。
古い年式でも架装(圧縮装置)が正常に動作していれば値段がつきます。海外では日本製の塵芥車がそのまま使われるため、輸出前提での買取が可能です。
パッカー車
塵芥車と同じ構造ですが、造園業の剪定枝回収や事業系ごみの収集に使われることが多い車両です。小型のエルフやキャンターベースが中心で、買取相場は50〜270万円程度。圧縮機構が故障していても鉄スクラップとしての価値があるため、完全に値段がゼロになることは稀です。
アームロール
コンテナを脱着できるトラックで、産業廃棄物の運搬に広く使われています。廃棄物処理業では最も汎用性が高く、コンテナを複数持つことで効率的な運搬が可能。買取相場は100〜620万円と幅が広く、年式と架装の状態が査定を大きく左右します。
| 車両タイプ | 主な用途 | 買取相場(実績ベース) |
|---|---|---|
| 塵芥車 | 一般廃棄物収集 | 35〜260万円 |
| パッカー車 | 事業系ごみ・剪定枝回収 | 50〜270万円 |
| アームロール | 産廃コンテナ運搬 | 100〜620万円 |
上記はBeeTruckの実取引データに基づいた金額です。
廃棄物処理業のトラックが高く売れる理由
特殊架装の価値が大きい
塵芥車の圧縮装置、アームロールの脱着機構は、シャーシ(トラック本体)とは別に価値があります。架装だけで数十万円の値段がつくこともあり、一般の中古車査定ではこの部分が正しく評価されません。トラック専門の買取業者なら、架装込みの総合的な査定が可能です。
廃棄物処理業の許可更新で車両需要が発生する
廃棄物収集運搬業の許可は5年ごとに更新があります。更新時に車両を増やす事業者が一定数いるため、中古の塵芥車・パッカー車には常に引き合いがあります。特に許可要件を満たす車検付き車両は即戦力として需要が高くなります。
海外輸出で古い車両にも値段がつく
日本製の塵芥車は東南アジアで高い評価を受けています。現地では廃棄物処理インフラの整備が進んでおり、日本の中古塵芥車がそのまま使われるケースが増えています。平成一桁台の車両でも、架装が動けば輸出前提で買取が可能です。
売却前に確認しておくべきこと
架装の動作確認
塵芥車の圧縮装置・排出装置、アームロールのフック・シリンダーが正常に動くかどうかは査定額に直結します。動作に不具合がある場合でも、事前に把握して伝えておくと査定がスムーズに進みます。
廃棄物の残留物を除去する
車両内部に廃棄物の残留物や汚泥が残っていると、引き取り時にクリーニング費用が発生する場合があります。高圧洗浄までは不要ですが、目に見える残留物を除去しておくと査定にプラスです。
許可証・車検証の確認
廃棄物収集運搬業の許可車両は、車検証の使用者と許可証の記載が一致している必要があります。売却後に許可車両の変更届が必要になるケースもあるので、事前に確認しておきましょう。BeeTruckでは手続きに関するご案内もサポートしています。
買取の流れ
- 問い合わせ — LINE・電話・Webフォームで車両タイプと台数をお伝えください
- 概算査定 — 車検証と架装部分の写真を送っていただければ、当日〜翌営業日に回答します
- 出張査定(無料) — 全国どこでも伺います。架装の動作確認を含めた実車査定を行います
- 金額提示・ご契約 — 納得いただけなければ断っていただいて構いません
- 引き取り・お支払い — 車両引き取りと書類手続きを代行。最短翌営業日にお振込み
廃棄物処理業のお客様の買取実績
よくある質問
Q. 圧縮装置が壊れているパッカー車でも買い取れますか?
買い取れます。架装が故障していてもシャーシ(トラック本体)の価値は残りますし、鉄スクラップとしての価値もあります。完全に値段がゼロになるケースは稀です。
Q. 車内に汚れや臭いがひどいのですが大丈夫ですか?
廃棄物処理車両は業務の性質上、汚れや臭いがあるのが当たり前です。査定に大きなマイナスにはなりません。ただし目に見える残留物は除去しておいていただけると、査定がスムーズに進みます。
Q. 許可車両を売却した後の届出はどうすればいいですか?
廃棄物収集運搬業の許可車両を売却した場合、管轄の自治体に変更届が必要になることがあります。届出の要否や手続き方法についてもBeeTruckでご案内しますので、ご安心ください。
Q. アームロールのコンテナも一緒に売れますか?
コンテナ単体での買取は難しいですが、アームロール車とセットであれば査定額に加算されます。コンテナの数やサイズをお伝えいただければ、まとめて査定いたします。
まとめ
塵芥車・パッカー車・アームロールは、一般の中古車市場では扱いにくい車両ですが、トラック専門の買取業者であれば架装の価値を正しく評価して買い取れます。古い年式でも、架装が動く限りは値段がつきます。
使わなくなった廃棄物処理車両を敷地に置いたままにしていると、自動車税と保管コストが毎月かかり続けます。LINEで車検証の写真を送っていただければ、最短即日で概算金額をお返しします。






