トヨタダイナ（小型トラック）の買取相場・査定価格はどれくらい？

自動車メーカーとして世界的に有名なトヨタは、トラックの製造もしています。高い性能を誇るトヨタが手がけるダイナは中古車の流通も多く、人気が高い車種です。そこで今回は、特に小型のダイナについて買取価格と併せて解説しますので、ぜひご一読ください。

トヨタのダイナはどんなトラック？

トヨタのダイナトラックは、小回りが利くうえに積載量のあるトラックが欲しいときに重宝されています。

トヨタのダイナトラックとは

ダイナトラックは、1956年に販売が開始されました。小型トラック「トヨエース」の上位モデルとして扱われ、1度のマイナーチェンジを経て2tトラック、ロングトラック、チルトキャブトラックが追加されています。

ダイナトラックの特徴

＜初代＞

エンジンを座席の下に納め、ベンチシートに3人が座れるようにしたモデルです。日本車として初めてキャブ全体を前傾させることができ、エンジンの整備が容易になっています。

＜2代目＞

モデル名がダイナに変更されてから4年後、2代目がフルモデルチェンジで登場しました。

＜3代目＞

ダイハツとの提携でロングセラーとなったモデルは、U10シリーズと呼ばれています。日本での販売は1977年に終了しましたが、海外では2000年代まで販売されていました。

＜4代目＞

ボディタイプをセミキャブオーバー型からフルキャブオーバー型に変更、箱型のキャビンを採用し、広い居住空間を確保するための構造に変更しました。さらに、チルトキャブを採用し整備性を向上させるなど、安全対策も充実させたモデルです。

＜5代目＞

ディーゼルエンジンが4L直噴1W型に変更され、6気筒エンジンは廃止されました。ガソリンエンジンがY型シリーズに変更されると同時に、LPG車も再登場しています。外観上の違いは、1987年にヘッドライトが角型4灯式に変更されたことです。

＜6代目＞

平成6年に排出ガス規制対応車として発売されました。3tクラスのワイドキャブ車は、日野のOEM供給車です。1tクラスのディーゼルエンジン車は、2001年まで生産が続けられました。

＜7代目＞

1999年5月に発売された日野自動車の「日野デュトロ」と姉妹車種となっています。積載量2tを超える車両は、日野自動車からOEM供給されました。

＜8代目＞

2011年、日野はデュトロのOEM供給を行い、現行の8代目となる2t積みのダイナには、ディーゼル、LPG、ハイブリッド仕様が発売されました。ディーゼルエンジンは3機種のエンジン、6速AT・MTと5速MTがあり、ハイブリッド車は専用エンジンが搭載されています。

トヨタのダイナが人気な理由

＜普通免許で運転できる＞

普通免許で運転できるのは、いわゆる1.5tトラックまでで、2tトラックは原則運転できません。しかし2021年時点で販売されているダイナは、最大積載量1.25〜1.5t、平ボディクラスの小型ディーゼルトラックは車両総重量が3.5t未満となっており、普通免許で運転が可能です。

＜高い安全性能＞

• プリクラッシュセーフティ
• レーンディパーチャーアラート
• 前後誤発進抑制機能　など

不注意による事故を未然に防ぐ安全技術を搭載し、日常の安全運転をサポートしてくれます。

＜ガソリンエンジンが選択できる＞

ダイナは、1tシリーズにガソリンエンジンを搭載したモデルを用意しています。車両価格もディーゼルエンジン（350万円〜）より安価な設定です。

＜豊富なラインアップ＞

車体の全幅が広いワイドキャブ、3人乗りのシングルキャブに加え、7人乗りのダブルキャブなど、用途に合わせて選択可能です。動力は、環境に配慮したディーゼルハイブリッドも用意しています。

トヨタ ダイナ(小型トラック)の買取価格

下記は買取価格の一例です。

年式別買取価格

走行距離別買取価格

まとめ

トヨタの技術力を取り入れながら生産されたダイナも、今では日野からのOEM供給で生産されています。ダイナトラックの買取・販売を検討中であれば、トラック高額買取店「BeeTruck」をご利用ください。BeeTruckは国内外に幅広い販売網あるため、未使用のトラック・重機・バスまでご相談いただけます。