ダイハツのハイゼットトラックの買取相場・査定価格はどれくらい？

軽トラックや小型のトラックはさまざまなメーカーが生産していますが、高齢者や女性から人気のある車種は、ダイハツのハイゼットトラックです。ハイゼットトラックは中古車人気もあり、高値での買取も期待できます。

今回はダイハツのハイゼットトラックについて、買取価格と併せて解説します。

ダイハツのハイゼットトラックはどんなトラック？

ダイハツのハイゼットトラックとは

ハイゼットは、1960年に初代モデルが発売されて以来、60年の歴史をもつ日本で最も古い軽トラックです。また、豊富なカラーリングでトラックのイメージを一新し、2010年からの4年間、トップシェアを維持した代表的な軽トラックでもあります。

ダイハツのハイゼットトラックの特徴

＜初代＞

1960年11月、ダイハツは歴史ある「ハイゼットトラック」を販売開始しました。当時のL35型のZLエンジンは、排気量356ccの直列2気筒空冷エンジン、「空冷360cc」、3速マニュアルという構造でした。その後、2度のマイナーチェンジを受け、ラジエーターグリルの大型化、フロントフェンダーへのターンランプの装着を行っています。また、エンジンは「空冷」から「水冷」に変更されています。

＜2代目＞

初代でエンジンが「ZM型」となり、2代目に引き継がれています。また、2代目はボンネットをなくし、荷台を広げました。

＜7代目＞

「ハイゼットピックアップ」として、イタリアや韓国、アメリカなどの海外市場でも販売が開始されたモデルです。

＜8～10代目＞

1994年、軽自動車規格の変更に伴い、現在のモデルと同じ660ccのエンジンを搭載した8代目モデルが登場します。1999年に9代目となり、安全性の向上を目的にボディを大型化したモデルです。2014年にはフルモデルチェンジを行い、2016年には乗用車ベースの新型車が追加されました。

ハイゼットトラックが人気な理由

＜車内空間と荷室の広さ＞

一般的な軽トラックは、車内に荷物スペースがほとんどなく、レジャーユースでは長距離の移動など、車内空間の快適性も望まれます。ハイゼットトラックは、インパネにアッパートレイを新設するなど、さらに収納スペースが充実しています。フロントガラスを従来モデルより約70mm前方に移動、運転席は140mmスライドするように改良することで、より広い室内空間を確保することに成功しました。

＜耐久性が高く燃費もいい＞

ハイゼットは燃費向上のため、エンジンの圧縮比を10.8から11.3に上げ、5速MTの5速を高めのギアに変更しました。また、リヤデフオイルの低粘度化などにより駆動系のロスを低減したほか、充電制御システムや省電力の燃料ポンプを採用しています。さらに、新型ハイゼットトラックでは、ボディ上面全体に防錆鋼板を使用し、フレームにも防錆鋼板の使用比率を高めました。

＜高い安全性＞

安全性能面では、ボディの骨格を見直し、高張力鋼板を使用することで、2011年4月から商用車に適用が始まった「56km/hオフセット衝突規制」に対応する骨格構造を実現しました。

＜選べるパックオプション＞

ハイゼットトラックには、6種類のメーカーオプションが用意されており、それぞれに特徴があります。たとえば、「エコパック」は、差動ギア比を大きくしてエンジン回転数を下げ、燃費を向上させるオプションです。「農業女子パック」は、バニティミラーはもちろんのこと、スーパーUVカットガラスやIRカットガラスなども装備されています。

ダイハツ ハイゼットトラックの買取価格

ダイハツハイジェットトラックの2014年モデルの買取査定相場は、10万～165万円となっています。グレード別では、「年式が新しい」「走行距離が短い」ほど、高い査定額が期待できます。

年式別買取価格

走行距離別買取価格

まとめ

以上、効率よく荷物を積める広い荷室や充実した安全装備など、さまざまな魅力と実用性を兼ね備えたハイゼットトラックをご紹介しました。ハイゼットトラックの売買をお考えの方は、国内外に豊富な販路をもち、中古トラックの買取実績も豊富な「BeeTruck」にご相談ください。