廃棄物収集運搬の要である「パッカー車(塵芥車)」。
代替えや事業縮小に伴い、パッカー車の売却を検討されている方も近年増加しております。
「特殊な架装があるけれど正当に評価されるのか?」
「ゴミを運んでいたので汚れや臭いが査定に響くのでは?」
と不安に思われる方も多いでしょう。
パッカー車の買取価格は、ベースとなるトラックの年式はもちろんですが、「プレス・回転板の動作」「コンテナの腐食状態」「架装メーカーの信頼性」など査定ポイントが多岐に渡り、査定金額が数十万円変わることもあります。
本記事では、特殊車両買取のプロであるBeeTruck(ビートラック)が、パッカー車を最高額で売るための査定基準と、売却前にすべき準備を詳しく解説します。
パッカー車・塵芥車ってどんな車?

パッカー車(正式名称:塵芥車/じんかいしゃ)は、家庭ゴミや事業系廃棄物を効率よく収集・運搬するために開発された特殊車両です。一般的には「ゴミ収集車」という名前で聞き馴染みがあるかと思います。
ゴミを圧縮・減容するパッカー機能
パッカー車の最大の特徴は、積み込んだゴミを内部で圧縮する機能です。これにより、普通のトラック(平ボディ)に比べて数倍の量のゴミを一度に運ぶことが可能になります。
衛生を保つ汚水タンクと密閉性
水分を含む生ゴミを運ぶため、ボディ下部には汚水を溜めるタンクが装備されています。周囲に臭いや液体を漏らさないための高い密閉性と腐食に強い構造はパッカー車ならではの特徴です。
作業者を守る安全装置
ゴミを自動で巻き込む「連続機能」や、作業者の安全を守る「緊急停止バー」など、高度な制御システムが組み込まれています。
パッカー車の種類と中古市場での需要
パッカー車には大きく分けて2つの積み込み方式があり用途によって需要が分かれます。

プレス式(圧縮式)
強力なプレス板でゴミを圧縮しながら積み込むタイプです。粗大ゴミや段ボールなど硬いゴミも効率よく回収できます。中古市場でも非常に人気が高く高価買取に繋がりやすい傾向があります。
回転板式(巻き込み式)
回転する板でゴミを掻き込み奥に押し込むタイプです。主に家庭ゴミの収集に使われます。構造がプレス式よりシンプルなため故障が少なく安定した需要があります。
査定額を左右するパッカー車特有のチェックポイント
プロの査定士が確認するパッカー車ならではの重要項目がありますのでご紹介いたします。

架装メーカーの種類
パッカー車の架装において、国内主要メーカーである「新明和工業」「極東開発工業」「モリタエコノス」の製品は、中古市場での信頼性が極めて高いです。部品供給が安定しているため古い車両でも高評価が得られます。
ホッパー底板の腐食・サビの状態
生ゴミを扱う際に出る汚水による腐食は、パッカー車最大のチェック項目です。特に投入口(ホッパー)の底板に穴が開いていたり、著しいサビがある場合は修繕費用が発生するため買取金額が下がってしまう可能性があります。
動作がスムーズかどうか
外観の綺麗さや走行距離も大切ですが、回転板などの架装部分がスムーズに動作するかどうかは非常に重要なポイントです。引っ掛かりがあったり異音がしないかどうかチェックしておきましょう。
パッカー車の特徴と代表的な車種
パッカー車は、ゴミを収集する現場の道路事情によって必要とされるサイズが明確に分かれます。ここではサイズごとの特徴と中古市場での評価を解説します。
小型パッカー車(2t〜3tクラス)
住宅街の収集に欠かせない中古市場で最も人気のサイズです。小型パッカー車は道幅の狭い住宅街やゴミ集積所をスムーズに巡回できるため、自治体からの委託業務において最も需要が高い車両です。
主な車種: いすゞ「エルフ」・日野「デュトロ」・三菱ふそう「キャンター」など
中型パッカー車(4tクラス)
事業系ゴミの回収で活躍する効率重視の人気サイズです。店舗や工場など、一度にまとまった量のゴミを回収する現場で重宝されます。小型よりも積載量が多く長距離の移動もこなせるパワーがあります。
主な車種: いすゞ「フォワード」・日野「レンジャー」・三菱ふそう「ファイター」など
大型パッカー車(10t以上クラス)
拠点間の大量輸送に特化したパワー自慢のモデルです。一度に大量の廃棄物を処分場へ運ぶ役割を担います。流通台数は少ないものの、特定の産業廃棄物業者様からの需要が高く、状態が良ければ驚くような高値がつくこともあります。
主な車種: いすゞ「ギガ」・日野「プロフィア」・三菱ふそう「スーパーグレート」など
パッカー車を高く売るための3つのポイント

徹底した洗浄と消臭
パッカー車の査定で最も重要なのはやはり第一印象です。コンテナ内部やホッパー、汚水タンクを徹底的に洗浄し可能な限り臭いを除去してください。清掃だけで査定額がアップするケースも珍しくありません。
動作確認とグリスアップ
査定当日にプレス板や回転板がスムーズに動くようグリスアップをしておきましょう。また緊急停止ボタンなどの安全装置が正常に作動することも確認しておきましょう。
特殊車両の専門業者に依頼する
一般のトラック買取店ではパッカー車の価値を正確に見極められないことがあります。BeeTruck(ビートラック)をはじめとした特殊車両に強い業者なら、架装の状態を正当に評価し海外販路も活用することで高額査定を実現することが可能となっています。
BeeTruckでのパッカー車の買取実績
私たちBeeTruck(ビートラック)ではこれまで10,000件以上のトラック買取実績がございます。その中でもパッカー車の買取実績を紹介いたします。
日野デュトロ(BDG-XZU414M)・平成20年式
買取金額:45万円
お客様の声:
「他社さんでは年式的に値段がつかないかもって言われてたんですが、
BeeTruckさんはちゃんと見てくれて、45万円つけてもらえました。ありがとうございます!」ー 茨城県・廃棄物回収業 O様
三菱ふそうキャンター(TKG-FEA50)・平成26年式
買取金額:330万円
お客様の声:
「特殊車両なので査定が難しいかと思っていましたが、LINEで写真を送るだけで大体の金額がわかって便利でした。」 — 神奈川県・産業廃棄物処理業 Y様

FAQ:パッカー車買取に関するよくある質問
Q. 汚水の臭いやゴミの汚れがひどいのですが買取できますか?
パッカー車が「汚れるのが当たり前」の車両であることは、私たち査定士も十分に理解しています。もちろん、清掃されている方が第一印象は良くなり査定額にもプラスに働きやすいですが、現状のままでも誠実に査定させていただきます。
Q. 塗装が剥げてサビが目立つ古い車両でも値段はつきますか?
もちろんです。パッカー車は非常に頑丈に作られているため、見た目にサビがあっても「架装(パッカー部分)が元気に動く」のであれば、中古市場では高い価値があります。
Q. 車体に社名が入っていても大丈夫ですか?
もちろん大丈夫です。 情報の流出を防ぎ、次のユーザーへ渡る際には真っ新な状態にしますのでご安心ください。
Q. 車検が切れて動かないパッカー車も買い取ってもらえますか?
はい対応可能です。 動かない車両でも架装部分のパーツ(油圧ポンプ等)に価値がある場合や、海外での部品需要があります。
Q. 複数台まとめて売却することは可能ですか?
プラス査定の対象になります。 複数台まとめての査定は、引き取りコストや事務手続きの効率が良くなるため、その分をしっかりと買取金額に還元させていただきます。
まとめ

パッカー車の売却は年式や走行距離だけではなく、架装部分の動きやメンテナンスの有無などが成功のカギとなります。
「パッカー車をどこよりも高く売りたい」とお考えの方は、ぜひBeeTruckの無料査定をお試しください。特殊車両を熟知したスタッフが、あなたの愛車の価値を最大限に引き出します。